2010.07.29 Thursday
ケニアのサイザルバッグ
七月過日。
二子玉川の素敵なお花屋さん、「Tiny N」の店先。
おや?
この暑い中、涼しげないでたちで、談笑しているお二人さんは、もしや・・・?
二子玉川店のMっちとIちゃんではないですか。
後ろ姿でしたが、何でわかったって・・・?
2人の醸し出す雰囲気はもちろんのことですが、そのバッグ・・・。
サイザルのバッグでわかったんですね〜。
ささ、気づかれないように・・・パチリ!

まずIちゃんが持っているタイプは、A4サイズが入る薄型のトートバッグ。
今年の新作です。
肩にかけるのは難しいのですが、持ち手が短めなところもかわいいですね。
色はこのダークブラウンとナチュラルを作りました。
とても人気があったので、お店では、残りわずかとなっています。

次に、Mっちのバッグ。
去年、販売していた革の持ち手のツートーンのサイザルバッグ。
これも人気がありましたね〜。
私、色違いを持ってます。
ちょっと味も出てきてていい感じですね〜。
使っていくうちに繊維のケバケバが馴染んできて、ちくちくしないようになってくるん
ですよね。

おや?
2人は店内に入って行きました。
「わぁ、いい香り〜!」
「マイナスイオンで癒されるぅ〜!」・・・などと、にこにこ顔になっていますね。
そして、お店用のお花を選んでいるようです。
「Tiny N」のNさんは、いつも親切にお花のことを語ってくれます。
スタッフにいろいろ教えていただいて、ありがとうございます。

「はい、カーーーット!!」
「お疲れさまでした!!」・・・って。
みなさん、もうおわかりでしたよね!?
今日は二子玉川にディスプレーをしに行った後、2人と一緒にランチに行ったのです。
そして楽しいランチタイムを過ごした後、偶然今日、サイザルバッグを持ってきていた
2人が、「お花を買って帰りたい。」・・・と、言うので、
「ここでならいい背景で写真が撮れそう!」と思い、モデルになってもらったのでした。
Nさんもご協力ありがとうございました。
あ・もちろん、すてきなお花は買って帰りましたよ!
Madu二子玉川店の、あるベイスと出会いを果たし、今頃多くのお客様に見て
いただいていると思います。
written by M.S.
*2枚目の写真 ダークブラウンのサイザルバッグ ¥6,090
*サイザルは、東アフリカのサバンナ地帯に生えるサボテンに似た植物です。
龍舌蘭科の多年草で、長さ1〜2mになる葉から繊維をとり、ロープやバッグの原料に
されます。
サイザルの繊維は、10年の使用にも耐えられるほど丈夫で、通気性、保湿性にも
優れています。
ケニアでは、かごを編む技術は、母から子へと何世紀にも渡り受け継がれてきました。
お母さんたちは、マーケットや畑仕事の帰り道でさえも、かごを編んでいます。
1つのバッグの制作に1週間近くかけて編まれた、愛情いっぱいのバッグは、
欧米や日本で大変人気があり、季節を問わず愛用されています。
Maduでは、来春販売するサイザルバッグのオーダーを、8月中旬に行います。
材料を調達して、糸状にして、染めて、乾かして、編んで、梱包して、
車で港まで運んで、船に乗せて、船に揺られて・・・と考えると、
それだけ長い時間がかかるのです。
最近は、「来年はどんな形、色で展開しようか・・・?」と、サイザルバッグファンの
スタッフにいろいろ意見を聞いて、企画を立てているところです。
来年もぜひお楽しみに!
| Wear & Bag | 15:58 | - | - |